Harada method 原田メソッドとは
普通の中学生を7年連続
計13回も日本一に導いたことが起源
The origin of the “Harada Method”
「原田メソッド」の起源は、今から20余年前。大阪府の公立中学校に勤める教師、原田隆史氏が、陸上部の生徒たちを教育・指導するところからはじまりました。独自の教育メソッドにより生徒の心を育て、自立に導き、いくども成功体験を生み出し続けた結果、なんと陸上部は7年連続13回も日本一を達成したのです。
その再現性の高い教育体系「原田メソッド」は、学校だけでなく、家庭、地域、企業の場へと注目を集め、現在は、世界20か国、国内企業410社、日本の一流企業にも導入されています。
特別な才能がなくても
「能力」「人格」を高めて目標達成できる
Methods that anyone can execute easily
「原田メソッド」は哲学とツールによる、成功への高い再現性があります。
一流のスポーツマンや経営者だけでなく、世界中で4歳の子どもから90歳を超えるご年配の方まで、幅広い世代の方に適応されてきました。
また「原田メソッド」は、日々の生活・仕事の中で『能力』と『人格』を高め、目標を達成させます。ここで重要なのは『能力』の向上には、土台となる人格すなわち『人間力』が欠かせないということ。
なぜなら、大きな成功をおさめるには、真摯に学ぼうとする姿勢や、周りの協力を得られる人間性、目標達成への強い意識が大切になるからです。
では、どのようにすれば「能力」と「人格」を高めることができるでしょうか?
「原田メソッド」では、目的に応じてたくさんのツールが用意されています。
ここでは、原田メソッドの中でも特に重要な3大ツールを通して、簡潔にご説明します。
3Tool 3大ツール
1. 長期目的目標設定用紙
- 概要
- 目標を達成するために必要なのは、達成した未来を鮮明にイメージすることです。目標を達成するためのプロセスやシナリオストーリーを、この一枚のシートに描いていきます。
夢や目標を達成できない最大の原因は「忘れてしまうこと」と「行動できないこと」。この一枚のシートで、目標を達成するために必要な「目的」を整理し、行動計画を可視化させます。 - ツール活用ポイント
- このツールは「目的・目標の設定」「行動計画」「自己分析」の三つの要素で成り立っています。目標を掲げるだけでなく、過去の自分を分析し、未来を想定する。そして、それらを行動計画に落とし込むから、目標が達成できるのです。
2. ルーティンチェック表
- 概要
- 目標達成に欠かせない、もう一つのプロセスは「習慣化させる」こと。
ヒトが意識的に活動できる範囲は、わずか3%程度だといわれています。
つまり残りの97%は、ほぼ無意識のうちに活動しているのです。
この無意識の領域を使うことで、パフォーマンスアップさせることができるようになります。
ルーティンチェック表を活用することにより「良い行動の習慣化」を図ります。 - ツール活用ポイント
- 新しい良い行動を習慣化させるのは、容易なことではありません。
しかし、きちんと毎日、ルーティンチェック表で○×チェックすることで、継続していくうちに必ず変化が見えてきます。
まずは二週間の挑戦からはじめてみましょう。
3. 日誌
- 概要
- 毎日、日誌を書くことで「自分の行動を客観視すること」も重要です。
目標達成までのプロセスにおける成功の最小単位は一日。毎日、日誌を書くことで、一日一日、自分の考えや行動を振り返り、自省の習慣をつけます。 - ツール活用ポイント
- 計画を立て、実行し、記録をして、内省する。
「日誌」にある項目を記入するだけで、タイムマネジメント力だけでなく、自己肯定感を上げたり問題解決能力を高めたりできる質問が用意されています。
コーチングで項目の意味を理解して使うと、10個のメリットがあるとされています。